2019年06月11日

毛糸玉



母が子供の頃

半世紀ほど前

当時の母親たちは

洋服はミシンで手作り

セーターは手編み

体が大きくなると

それらをほどいて再生する

そんな事が当たり前だったのです





テレビ(白黒)を観ながら

ほどいた毛糸をまあるく

まとめる作業をよくさせられていた

お手伝いが嬉しい反面

テレビ観たい~

っと、ジリジリしていた

少女だった頃の事を




衣替えをしていて

既製のセーターを片付けながら

想い出していました




洋裁も編み物も出来ない母

実家の母しぃちゃんに少し教わったけど

あまりに不器用すぎて

最後には

「もうお母ちゃんがするっ!」

っとよく怒られて

涙をためて

じっと、しぃちゃんの手元を見ていました








  


Posted by サスケ母 at 06:52Comments(0)