2011年02月27日
シズ婆 3

シズが来てもうすぐ5年。
少しずつ、少しずつ
距離が近くなってきて、
シズの顔もま~るく穏やかに見える時が増えました。

でも、まだシズの心は人間を許していません。
母とオトウサンが居る所には決して来ません。
一人で隠れるようにしています。
近づくとササっと逃げて
まるでウチの中でノラ状態。
母がシズを触れるのは
頭からタオルケットで作った袋をかぶせた時だけ。
かぶせていないと爪でひっかかれ、噛まれます。
少しずつ袋をずらしながらお手入れをします。
背中の傷は全くわからなくなり
毛はフサフサになり
体重は4倍ちかく増えました。
小屋に入れられたストレスで自分の足を壊死寸前まで噛んだ
後ろ足の傷と
真っ黒になり伸びなくなった爪を見る度
あの頃を思い出します。
2年前までは袋をかぶせるのも命がけでした。
今はようやく慣れて、
ブラッシングしていると
緊張していた体がだら~っとなっていくのが分かります。
猫ベットを覗き込んだだけで
シャーっとコブラのような顔で怒っていたのも
「シィちゃん!」と声をかけると
目をパチパチして返事してくれたり。
イビキをかいてぐっすりと眠っていたり
猫トイレで用を足していたり
どんな小さな事でも
家猫らしく穏やかになっていくシズが
母とオトウサンは嬉しいのです。
もっとシズと仲良くなりたい。
何もかぶせずに撫でてみたい。
とず~と思っていました。
みーこさんにシズの事をお話して
「話しかけてあげてね。」とアドバイスを頂いたりしていました。
そして先日みーこさんのイベントで
「占い&猫カフェ」に参加して来ました。
みーこさんのお客様でタロット占いの先生がいて
猫との相性なんかを占ってくれて、
おまけに猫カフェ付。
「こりゃあ、シズの事を聞いてみないと!」
っとシズの写真を持参し占って頂きました。

招き猫のたいがぁちゃん。

かわいいひなちゃん。

かっこイイりゅうと君。

綺麗なちゃめ君。
お店はお客様でワイワイ、楽しく。

美味しいコーヒーといちご大福を頂いていると
占いの順番が母に。

何枚かの写真のうち
一番古い(シズが来て約一年後)この写真を見たとたん
先生、絶句。
その後涙が・・・。
「この子はこの時、絶望してたよ。
人間が怖い。憎い。
なんで生きてるのか、なんでここにいるのかって。」
シズの心を表すタロットカードは
ジョーカーと死神でした。
「時間はかかるけど、少しずつ前に向いていってるから
待ってあげてね。
きっと恩返しするよ、この子。」
なんだか肩の荷が降りた様なスッキリした気持ちになりました。
そうかシズも辛かったんやな。
ゆっくり
ゆっくり
仲良しになろうな。
もうシズはウチの子やからな。
恩返しは長生きでー
それが一番嬉しいわ、シズ。
Posted by サスケ母 at
11:00
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2011年02月26日
シズ婆 2
病院はまだ開いていました。
診察台で改めて見ると
背中には何か棒の様な物で突き刺した傷が4か所ありました。
先生は「人間がやった傷やな」と。
幸い内臓には達していませんでした。
あちこち毛がなくなって、
風邪もひいていて目はヤニでおおわれ
洗ってもらって出てきた目は貧血で瞳が上にいってました。
成猫なのに体重は1キロをきっていて
もう座る体力もありません。
あの時道に座っていたのは、最後の力を出したのでしょう。
歯は3本しかなく、歳をとって抜けたのか
栄養失調で抜けたのかわからない。
年齢不詳、雌の三毛猫でした。
体温は34度しかなく(猫は38度くらいが普通)
「この子は今晩もたんやろなあ」
と言いながらも先生は治療をして下さいました。
帰りには飲ませるのは無理かもしれないけどと言いながら
栄養たっぷりのドリンクと
飲ませる為の注射器をわけて下さいました。
あの嵐の夜をシズはなんとか生き抜き、
4か月の通院の後、ようやく猫らしい姿になりました。

一度別の病院で診てもらうと
「この子は猫伝染性腹膜炎を発症していて、
もう腹水がたまってきている。」
とまで言われた事もありました。
猫伝染性腹膜炎は猫の病気の中で一番恐ろしい病気です。
もう一か月ももたない、という事です。
病気で弱ってくるどころか、シズの反抗が始まりました。
病気がない事がハッキリするまで、
二階建ての小屋を買ってきて隔離していました。
その小屋から出してくれと暴れまくり
怪獣のような声でずーっと泣き叫んでいました。
あまりのうるささに
オトウサンは
「静かにしてほしいからコイツの名前はシズ!
珍獣シズゴンや!」と命名。
ようやく病院で名前が言える事となりました。
年齢不詳ですが、見るからにおばあちゃんって感じなので
シズ婆と呼ばれたり、
かわいくシィちゃんと呼ばれたり・・・。
それまで触って手入れもできていたのに
ちょっとでも手を伸ばせば爪でひっかき
残った歯ですばやく噛み付きます。
無理に捕まえようとすると
恐怖からか失禁し、便まで・・・。
人間にひどい事をされたのだから当然です。
母も人間なのだから、
シズにとって恐ろしい動物に映っているのでしょう。
分かっていても、
初めて接した猫がおっとりとしたサスケだったので、
母はその違いに困惑しました。
絶望し、夜も眠れず、
家族に迷惑をかけている事に自己嫌悪に陥り
精神的、肉体的にもまいってしまいました。
シズの鳴き声が「もう~かえる~」っとまで聞こえてきました。
この子はあの場所に帰りたいんじゃないか・・・。
戻してあげた方が幸せなのか・・・。
オトウサンが最後にもう一軒だけ診てもらおうと
猫に詳しいと評判の病院を訪ねてみました。
その病院は博士タイプの先生とアシスタントの猫がいるだけ。
すがる思いでシズの様子をお話しし、診察して頂きました。
「この子はヘビやトカゲなんかを食べてたようで、
お腹に虫がいっぱいおるだけです。腹膜炎ではありません。
今までノラだった子を家猫にするのは大変ですよ。
特にこの子は時間がかかりますよ。」
・・・先生の指から血が。
先生、ごめんなさい。
どんだけ嬉しかった事か
すぐに治療をして頂きました。
病気だから、懐かないからって
シズをあの場所に戻すという事は、捨てるという事です。
母がいつも怒っていた人達と同じことをしてしまうところでした。
検査の結果病気もなく、風邪も背中の傷も良くなりました。
でもシズの反抗は終わりませんでした。
シズが来てから4か月後、
小屋から出し、ウチの子として部屋の中に招き入れました。

最初はまったく無視!していたサスケとハルも
少しずつシズに慣れていきました。
シズも猫はオッケーでした。ホッ。
Posted by サスケ母 at
15:27
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2011年02月22日
シズ婆 1
サスケのおっさんとハル姫との幸せな生活に満足していたある日

母は仕事中に六十谷の田舎道で
ボロボロの雑巾のようなシズに出逢いました。

5年前の5月の夕方、大雨がやってくるとの予報であやしい空模様。
早く仕事を片づけて・・・と車で急いでいた時
狭い道の中央に何やら汚い雑巾のような物が落ちていました。
やっとこさそれを避け
仕事を終え
元来た道のそこを通ろうとすると
さっきの雑巾が
盛り上がってる。
ようやく猫が座っているとわかりました。
このままでは車にはねられてしまう。
そう思い持っていたタオルで包んで道端の畑の隅へ。
あまりの軽さと背中の傷に驚きながら
「あぁ、この子はもう死んでしまうな」と
母でもハッキリと分かりました。
でもまだかすかに温かく、心臓が動いているのが手に伝わりました。
連れて帰ったら・・・。
数分あれこれ考え
やっぱり無理や。
急いで車に戻って仕事場へ急ごうとする・・・
がラジオからはこの後大雨の天気予報が。
死んでいく者をまたほっておくのか!
その2年前
母の父は末期の病気で入院していました。
24時間体制の病院で家族の付添は必要ないとされていても
もう限界のところまできていました。
明日から泊ります。
と主治医に了解を得て帰る時
なにかいつもと違う・・・
と感じながら、
明日から
明日からもうずっと一緒やから
疲れた体と心を一晩休ませたかった。
明日からやから。
でも
父は明日まで待っていてくれませんでした。
一人で先に魂だけ家に帰ってしまったのです。
その年のお正月は病院で過ごしました。
父も不安だったのでしょう、
「帰りたい」とは一言も言いませんでした。
「じゃあ一回、えべっさんの日に帰ろうな」
と母が何気なく言った言葉を覚えていたのでしょうか
えべっさんの日の早朝、一人でさっさと帰ってしまいました。
明日がえべっさんだったのです。
「あぁ、私がえべっさんなんて言うたから」
どんなに後悔しても
とりかえしのつかない事をしたと
自分を責め続けました。
今も・・・。
どんな小さな虫も殺せなくなりました。
窓を開け外に逃がしてやる。
もう後悔はしたくない。
雨が降り出していました。
もう迷っている時間はなかった。
シズのまだぬくもりのある感触が手に残ってしまっていました。
自宅への帰り道のあの動物病院がもう閉まっていたら
家でこの子を看取ろう。
そう決めて、
またあの場所に戻り
シズを車に乗せました。

Posted by サスケ母 at
22:32
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2011年02月19日
太極拳
昨年秋から
体のためにと
太極拳を習い始めました。
母が習っているのは、
24式健康太極拳といい
年齢や体力を問わずに習得できる
健康増進法です。
からだを柔らかく、まろやかに、
ゆっくり動かして意識・呼吸・動作を一つにし、
経路にそって気の流れをよくして、
体と心を元気にしていきます。

キキ!見えへんやんか。
ウチではこんなふうにジャマされながら、
時々体を癒しています。
ゆっくり動いて気を流す。
体に気を巡らせる。
先生のマネをするのに必死で、
まだまだ「気」が流れていない様ですが、
少しずつ、
気持ちよくなってきている
っという段階です。
始めはロボットみたいな動きだったのが、
ちょっとタコのようになってきたもん。

体がほぐれてきた、っちゅうこっちゃ。

ほれ!またジャマ!
もうちょっと、離れて観なさい。
目、悪なるで。
Posted by サスケ母 at
16:25
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2011年02月19日
もうすぐ春



リビングから見える
子供達のマラソン姿。
母も走りたいなあ~・・・
ワンコ達のお散歩姿。
フワフワの白いワンちゃん、
「しろ」(16年家族だった)に似ているなあ~・・・
あたたかいリビングで
眺めていると
心までほっこり。
もうすぐ春。

梅の花がもうすぐ満開。

去年春、なんやうるさい鳥がおるなあ~っと思ったら

なんと!
国鳥のキジだった。
他にもサギやらムクドリやらetc.
まさか、ウチの中からバードウォッチングができるなんて・・・。
感激と同時に
スゴイ田舎に来てしもた・・・。
キジは「ケーン、ケーン」と鳴くと聞いていたけど、
実際は「グオッ、ゴー」って母には聞こえる。
鳴く時はバサバサって羽を広げて、
雌にアピールしているらしい。
っで、よく見ていると
近くに雌が。
それも2羽。
多妻なんだそうです。
やるな~、キジ夫くん!
っとさっそく名前を付け、
(妻達はキジ子さん)
しばらくバードウォッチングを楽しませてもらいましたっけ。
そして夏が来ると山の涼しいところに行ってしまったようで、
見かけなくなりました。

でもちゃんと帰ってきました。
先週の暖かい日に。
まだこの時梅の花はチラホラ。
分かりにくいですが、
写真の中央あたりにキジ夫くんがいます。
写せなかったのですが、
この後、キジ子さんをドタバタと追いかけていました。

もうすぐ、ひなまつり。
ウチの姫は

オトウサンの膝の上でマッタリした後

さぶっ!母のフリース返して~
寝たふりやろ、薄目あいてるし。
ハルよ来い!
Posted by サスケ母 at
15:00
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2011年02月17日
家族同然の命
今日の朝日新聞に災害時にペットをどうするか
という内容が取り上げられています。

地震が多い和歌山
いつ大きな地震が起こるか分かりません。
人間がえらい事なってる時に
家族同然の動物たちをどうしたらいいか。
ちゃんと考えておかんとあかん問題です。
阪神大震災の時の悲惨な状況を教訓とし
さまざまな取り組みを
自治体と獣医師会で協定を結び
行っていくこととなりつつある。
と、嬉しいニュース。
今、協定を結んでいる自治体名に、
和歌山がなかった事にガッカリだけど・・・。
小さくて短い命だけれど、
家族同然。
災害にあっても、
苦しい状況でも一緒にいたい。
ただ、自分たちの想いだけで、
他人に迷惑をかける事にはなりたくない。
そんな時こんなシステムが確立していれば
安心できます。



DHCのお届けもので~す。中身はハルでした。
前に住んでいた家が築80年を超えていて
ボロボロ、ガタガタ
だったので、でったい(和弁)!
二階が崩れてくると思い(いえ実際、危ないと)
猫達と訓練しましたが、
うまくいくワケないです。
・・・なんとかなるやろ。
っで終わっていました。
でも諦めずに練習はせんとな!
もしも、和歌山にもそのシステムができて
ウチの子らがお世話になるかもしれへんのやから。
オッサン!ハル、シズ、キキの事頼むで!

ホンマ、頼むで。
もうひとつ。

鳥インフルエンザがとうとう和歌山にも。
養鶏場を経営されている方のお気持ちを思うと
たまらなくなります。
鳥、牛、豚。
人間の為にお肉を提供してくれていますよね。
ありがたい事です。
大事に感謝していただかないといけません。
殺処分しか方法がないのでしょうか?
人間がインフルエンザにかかっても殺されないのに。
ゴメンナサイ。
ワガママな事言うて。
でも・・・
最後は苦しく無いようにしてあげてほしい。
それだけです。
Posted by サスケ母 at
21:08
│Comments(10)
2011年02月14日
聖 ウァレンティヌスって?
今日はヴァレンタイン・デイ。
ソワソワと落ち着かない男性が多いのでは。
休日やったらそんな事ないやろけど、月曜やしなあ~
週のしょっぱなから、きっついわ。
ローマ皇帝の迫害下で殉教した
聖 ウァレンティヌスに由来した日だそうで、
なんでか知りませんが
それが世界各地で、男女の愛の誓いの日になったとのこと。
女子から男子へっていう決まりはないようです。

何もないでぇ~
だってオトウサンは
「ウチは仏教やからそんな事せんでええ!」
って、クリスマスもナシの家やもん。
結婚前はそんな偏屈言わんかったのにな。
ケーキとかチョコとか甘いもんキライなだけちゃうんか?
でも
カップル誕生!
のきっかけになるかもしれないから
こんな日があっていいと母は思うな。
婚活のひとつみたいな。
婚活で思い出した。
結婚にあまり興味がなかった母は
親の「見合いせい!」攻撃から逃れるため
「自分で探してます!」の姿勢を見せるべく、
お見合いパーティーによく行ってました。
しかし、その気がない為
料金分の食事をしっかり頂き、
意気投合した女性とお酒を飲んで帰る
という有様。
そのうちの一人とは、もう20年来のお付き合い。
ご縁やわ~。
彼女は今も独身。
今年のヴァレンタインはどうするんかな~。
ちなみに
オトウサンはパーティーに来ていた人ではありません。
Posted by サスケ母 at
00:35
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2011年02月13日
ねこタクシー
今日はホコホコいいお天気。

おっさん、雨でも雪でもそんなんやんか。
午前中はいっぱい洗濯して、
掃除したおして。
午後からは母もおっさん状態で、
マッタリすることに・・・。
ってなワケで、
久しぶりにDVDを見ました~。

若いころ
映画が好きでよく映画館に観に行きました。
月に2本は観て、ビデオはいっぱい借りたなぁ。
昔、築映さんの隣に小さなレンタルビデオ屋さんがあり
その中にカラオケ屋さんみたいに個室があって
借りたビデオをそこで観る事ができたんです。
大きな画面で、
イスは社長が座るみたいなゆったりしたやつで
背もたれにはスピーカーが内臓、
おまけに音に合わせて振動するので
とてもリアルな雰囲気になるのです。
そこにもビール持ち込んでよう通ったなあ~

懐かしい!
時間はすべて自分の好きな事に使えた時だったから・・・
母の青春をかえせっ!
って誰に何をいうてんの、
青春めっちゃ長かったやん!
・・・話をもどします。
DVDで「ねこタクシー」を観ました。
人との交流がうまくいかない元教師が
人との交流が少ないであろうと思って始めたタクシー運転手。
でもやっぱりうまくいかない。
そりゃそうです
客商売ですから。

落ち込んでいた時に出逢ったのが
この「御子神」さん
猫が好きでもないのに
「御子神」さんと出逢った事によって
この猫と心を通わし

「御子神」さんと一緒に仕事をしていくうえで
人との交わりに自信をつけてゆきます。

そしてラストは・・・。
映画って本当にいいですね。
あまり表情がない猫は
いつも準主役な感じですが、
この映画は「御子神」さんの存在感が大でした。

たま駅長や別の猫映画のDVDも
観ているとホッコリさせてくれます。

もちろん実物も。
・・・これは、どないなってんねんポーズ。
Posted by サスケ母 at
21:32
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2011年02月11日
雪やあ~
朝、わくわくしながらカーテンを開けた。

おおっ!墨絵やあ~
先日ようやく花が咲き始めていた梅の木も真っ白。

田んぼも真っ白。
予報で雪と言ってたけど
どうせまた当たらへんわと思いきや
何年かぶりの積雪。

初めて見る雪に目が離せないキキマン。
母もこんなにたくさんの雪久しぶりやわ。
子供の頃は雪だるま作れるほど降っていたけど・・・。
お隣の子供さんがデッキに積もった雪でだるまを作っていました。
きっと大人になったら思い出すんやろうなあ~。
野上の友人に用事でメールすると
でっかい雪だるま2個も添付されてきました。
高1の二男が朝から必死で作っていたとのこと。
「勉強もこれくらい必死でやってほしいわ」
とコメント付。
母はこんな子のほうが好きやけどなあ~。
きっと友人も写メ撮るくらいやから
そう思ってるはずや。
母は祭日関係なく仕事がある日。
たまたま午後からでたすかった~っと思っていたのに
どんどん降って、
うわっキッツー、行くのイヤやなあ状態。
のところに
お休みのオトウサン。
いそいそと支度して写真を撮りに。
いっつもそれくらい早く支度できたらエエのに・・・。
それがこの2枚。

雪の中を走るたま電。

おぉ!今度はいちご電車。
雪撮りに行ったんか、電車撮りに行ったんか?
「両方」
だそうです。
車に積もった雪を払って、
かじかんだ手をフーフーして、
雪の中を運転した今日の事を
何年か先
また大雪が降ったら
思い出すんやろうな。
ずっと動かなかったキキの背中も。
Posted by サスケ母 at
22:31
│Comments(5)
2011年02月10日
hair-Needsさんへ~
あ~また頭が富士山になってきたわ
限界や!
ってなワケで
市内桑山にある美容室hair-Needsさんへ

昨年秋からお世話になって今回3回め。
昨年春引っ越しをして
それまで通っていた美容室が遠くなってしまい
どうしようかと悩み・・・
半年ボサボサになるまで悩み・・・
っというのも
母にとって(いえ女性にとって)

美容室を変えるのはとても勇気がいる事なのです。
それまで自分の髪質や好みのスタイルを分かってくれていて
色んなお話をして親しくなった美容師さん
とお別れするのですから・・・
またイチからやなあ~って
思いがあるのです。
おまけに母の髪はかたくて量が多く変なクセまであって
(性格に似てる・・・)
難儀な頭なんです。
毎朝鏡を見てどんだけガッカリする事か!

ボサボサの頭をいつまでもほっとくワケにはいきません。
ネットでご近所さんを探してたどり着いたのが
Needsさんでした。
偶然NeedsさんもIKORAブログの方で
母がブログを始めるのを
背中からググっと押して下さったのがオーナーの今井さん。
なんの心配もいりませんでした。
母の毛を見て
すべてオッケー。
ガタガタ言わんでよろし。
プロの方にまかせばよろし。
あんばいしてもらいました。
もちろん母の希望もバッチリ。
そして母にとってマッタリできる場所でもありました。

ほんまに、エエご縁。
オーナー今井さんとはいろんなお話をさせて頂いて、
母より15いや16・・・17かなあ・・・

お若いですが
教えて頂く事いっぱいの方です。
お店の皆さんでの技術の勉強はもちろんのこと
体、頭、心の講習を受けたりと
精神面での向上にも取り組んでおられます。
母の若い頃なんて
な~んも考えんとボ~っと生きてた・・・。
そして、おもしろさも
いっぱいの方なんです。
それは母の「お気に入り」からNeedsさんのブログを
クリックしてみて下さい。
今井ワールドへぜひ。

オブジェの「ギア」の前でポーズを決めてくれた
今井さん(右)と栗原クン
ありがとうございました。
(べっぴんさんの山本さんは接客中で残念ながら撮影できず。)
母の髪に「入れ、入れ!」と
念じながら(液が浸透するように)
トリートメントしてくださった栗原クン。
母の富士山の雪を取り除いてくれ、
癒しのマッサージと楽しいお話をしてくださった山本さん。
ありがとうございました。
綺麗にしてもらって、
心もホッコリ。
母にとって
またひとつ
癒しの場所ができました。
Posted by サスケ母 at
22:35
│Comments(5)
2011年02月07日
吉田先生
我が家で吉田先生
といえばこの方

パンシロンでパンパンパンでおなじみ?の
吉田 類さんです。
毎週月曜夜9時~BS-TBS「酒場放浪記」の案内役です。
オトウサンと母の共通の好きなTVは
旅番組とかクイズ番組
そしてこの番組。

酒場ライターの吉田先生が
全国あちこちの美味しい居酒屋を案内してくれる番組です。
こんな番組は今までなかった!
のんべえの母とオトウサンは初めてこの番組を見た時
ええんか!こんな番組・・・
と思いながら
目が離せなくなってしまいました。

普通の(いえ普通じゃないなあ)おっちゃんが
自分の好きな酒場を
飲んで
食べて
紹介しているたけなのですが・・・
なんとなく
このおじさんの魅力に引き込まれていくのです。
酔っぱらいながらコメントしている事もしばしばで、
そんな時の裏のアンウンサーの突っ込みもするどく、
的を得て面白い。
お店のお客さんとのやりとりも
正しい居酒屋での飲み方を教えてくれている。
なのでウチではこのおじさんはお酒の先生なのです。

先生は本当に美味しそうに召し上がるなあ~

そしてお店を出た後は
感想を述べ
手を後ろで組み
では「もう一軒!」とヘロヘロになりながら
一句読んで(俳句の先生でもある)
立ち去るのが毎回のパターンです。
母とオトウサンも最近先生のマネをして
ほろ酔い加減でお店を出た後
手を後ろで組んで
「もう一軒!」と言いながら
家路に着きます。

ヘイヘイ。
楽しいお酒は明日の活力になるのだあ~
Posted by サスケ母 at
23:09
│Comments(4)
2011年02月06日
みーこさんのお店へ
きのう、大好きな猫のお店
狐島のオートバックス裏にある
「気ままなみーこ」さん
にハルのシャンプーを兼ねて
母はホッコリ・マッタリしに行ってきました。

こっこわ!
ハル姫お顔が・・・。
ってなワケで

ハルのシャンプー初体験です。
外出は動物病院に年一回のみ。
ウチ以外の人・猫はお断りのハル姫。
ええ感じ。

もしかして
固まってる?
母とオトウサン以外の人に初めてダッコされました~。

お疲れ!
ようがんばったね。
みーこさんに「おりこうさん」とほめてもらって、
チョロ毛もほめてもらって。
みーこさんのお店では
猫の美容(ワンちゃんも)の他
フードや雑貨の販売と
16時頃から猫カフェもやってます。
美味しい和菓子もいただけるんですよ。
時々、みーこさんプロデュースのイベントもあって
お客さん同士和気あいあいでとっても楽しいんです。
そして
里親募集の仔猫が猫ランドにいます。
猫のいろんな事をみーこさんが教えてくれるので
(もしかしてシッポある?って思う程猫の気持ちがわかる方です。)
初めて猫を飼う人でも安心。
無料体験でおウチでお試しもできます。
母もオッサンがウチにくるまで猫ダメ

の人でしたが、一晩お泊りしたオッサンを
返すもんかっ!ってなりました。
ぜひお試しを。

爪切りに来ていたひかり君。

家族が決まったソマリ君。

模様がハル似のひなちゃん。
(ひなパパ、キャリィー直してしてくださってありがとうございます。)

看板猫のたいがぁちゃん。
あとスコティッシュのぶぅちゃん。
黒くてお目々だけしかわからない写真で・・・。
ごめんなさい。
ぶぅちゃんママ、おにいちゃん、またお会いしたいです。

母がマッタリしている間、
姫は猫ランドで楽しく・・・
固まっていました。
あ~ホッコリ。

ウチに帰ると
ハルは珍しくオトウサンにべったり。
オトウサン・・・
「お母さんに何かされたんか?」
やて。
ハルまた行こな!
みーこさんのお店たまらんなあ~
Posted by サスケ母 at
22:24
│Comments(0)
2011年02月03日
節分の思い出
今日は節分
子供のころは巻き寿司を食べる
なんて習慣はなかったのに
海苔やさんの陰謀やろうか。
イワシは昔からやったわ。
・・・なんでかって意味あると思うけど
オトウサンは青魚苦手で

こんなん買うてきてました。
これって・・・。
酒のあてにしたかっただけちゃうのん?
っと思いながらも・・・
母おそるおそる~
(だって、90円くらいで○○産の缶詰)
美味いやん!
めっちゃお酒にあうしい。
○○国の人ゴメンナサイ。
で、

豆も・・・つまみでした。
母の節分の思い出は
子供のころ家族で豆まきをして
鬼が怖いから「鬼は外」ばっかりやってたら
母の母から「もったいない!」と叱られたこと。
それから
小4の時の担任のM先生が
落花生をいっぱい用意してくれ
教室でみんなで投げ合って楽しかった事。
他の教室には内緒やからよけいスリルがあって、
家で思いっきり投げられなかったのを発散させていました。
そのM先生に今日偶然お会いしたのです。
節分になると思い出していたM先生。
あまりに偶然すぎてほんとうにビックリしました。
今年85歳になられる先生。
40年前と変わらない笑顔と冗舌に
あっという間に先生の世界に引き込まれてしまいました。
今も地域の活動をされていて、実家の母が楽しみにしている
お年寄りの会にも運営側に参加し、
ハツラツとなさっています。
「先生、節分に落花生~私いつも思い出すんよ」
「落花生やったら落ちても食べれたやろ?」
「先生、ええアイデアやったなあ」
「そうやろ!そんな事より
お母ちゃん大事にせなあかんで、
ちゃんとしてあげなあかんで。
見張りにくるからよ。」っと言って下さいました。
先生こそ大事にしてよ。
5才上の姉も受持って頂いて
姉は今M先生と同じ道をゆき
学校内で一番コワイ先生になっているそうです。

母のおねえちゃんって、オレのこと「キモイ模様やな」って
言うた人やろ?
今はカワイイっていうてるから
忘れたって!
Posted by サスケ母 at
23:24
│Comments(9)
2011年02月01日
チョロ毛
「先生、チョロ毛って無くなりますか?」
・・・
「へ!?チョロって・・・。」
あっ

「いえ、あの、その、このチョロチョロっとした・・・。」
先生が何とお答えくださったか
母は覚えていませんし、
もう6年も前の話です。
ウチ言葉をついポロっと外で言ってしまい、
恥ずかしい思いをするのは
今も変わっていませんが・・・。
そんなワケで、チョロ毛です。

みなさん鼻から鼻毛がチョロっとって感じに思われるでしょうが

ウチではこのことなんです。


見えますでしょうか?
ハルの耳の先のチョロ毛が。

子猫にはよく見られますが、
ハルはもう7歳。
動物病院のR先生におかしな質問をしたのは
あまりにハルのチョロ毛が長かったから。
あれから6年もたつのに今もこの長さ。
10歳のおっさんはどうでしょう?
おっさんは若い頃、今の2倍くらいありました。
年齢不詳のシズ婆は?
1歳のキキマン?
っていうか、ハゲてないか?
みんなバラバラやな。
歳は関係ナイってことか。
ハルのチョロ毛
かわいいから
無くならないでほしいな~。
Posted by サスケ母 at
14:09
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