2024年02月26日

うるせいやつら2


寄席の帰りは楽しみにしていた夕食

数回行った大阪のリーズナブルなふぐ料理店の

予約が取れなくて

新しくできた支店の方で予約がとれた




午後5時半、到着すると

すでに盛り上がっている6人グループの

衝立を隔てたすぐ隣に案内される

他に客はいない




んんん、こんなに空いてるのなら

隣と離してほしいなぁ

何か、大声で話してるし・・・

今日は、そんな日なのか・・・



案の定、うるさい

こちらの会話が成立しないくらいやかましい

で、イヤでも聞こえてくるのは

主に政治の話

「安倍くんは」とか言ってるし

どうやら、政界の人達らしい




でも、ああいう人達って

料亭の個室を使うもんちゃうの?




座を仕切っている長老の声がデカすぎるし傲慢な物言い

まるで田中角栄

他の人達はその人に忖度している様子が伝わってくる

聞きたくなくても聞こえてきて

不愉快極まりない

席を変えてもらいたかったが

すでに鍋には火が点いているし

オトウサンは「そんなん気にするな」やし




「焼酎!」

と、店中に聞こえる大声で注文

「ハイっ!」と店員は飛んでくる




「ここはトマト酎ハイが美味いんや」




母が大好きなトマト酎ハイがあるのか?

メニューにないど?

「すみませーん、トマト酎ハイを一つ」

と、注文すると

ギョッとした店員の顔

「あの、トマトはないんです」

母:でも、お隣の方がデッカイ声でトマト酎ハイの話してましたよ

店員:そっそれはキープされているので

母:分かりました、ライムでお願いします




トイレに立った時、チラッと見ると

部下たちはスーツをピシっと着ているが

奥にちんまり座っている長老は

チョー小柄な普段着のおじいちゃんだった

どっからあんな大声を出しているのか不思議だ




自分がこの店をどんだけ儲けさせてやってるか

みたいの事を言ったら

部下たちはこぞって賛同した




母、心の声:あーだから客来ないんやぁ



せっかくのフグが不味くならないように

無視していたオトウサンも

「だいたい自〇党に入れる国民が悪い!」

と、ブチ切れたのをきっかけに

こちらの声もデカくなり

今の政治への不満をブチかました




店員が飛んできて

「お客様、もう少しお声を小さく・・・」

母:「はあ?私たちに言う前に隣に言って下さいよ

    こんなに空いているのに

    なんでこの席なんですか?」

店員はただ謝るばかり

そりゃあ、大金を落としてくれる常連の方が

大事やわな

辛いよな・・・

オトウサン&母:「もういいです、分かりました」



この様子に

長老以外の部下達は気づいたようで

シーンとなり

後は長老のワンマン声だけが響いていた

母側の衝立のそばの部下が

困ったチャンの顔で会釈した




残す料理は〆の雑炊だけだ

最後まで食べきった

こんな状況でも美味かった

帰るまで客は一人も来なかった



うるせいやつら2
意地でも楽しかったと言いたい!フンっ

うるせい一日だったなぁ



Posted by サスケ母 at 04:55│Comments(0)
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