2024年03月11日
洋服
小説を読んでいて
主人公が親に洋服を買ってもらうくだりがあって
思い出した
母の小学時代はおかあちゃんの手作り
中学・高校時代は
制服とジャージとパジャマがあれば
日々過ごせた
行く所も購入する所もない田舎なので
オサレしたいと
あまり思わなかった
高校3年のある日
5歳年上で独立し一人暮らしの姉から
突然電話がかかってきて
「今、お母ちゃんがこっち来てて、一緒に買物してんやけど
〇〇ちゃん(母)の服買ったげようって話になってな
サイズいくつ?」
進路が決まらず
ドンヨリしていた母は
「そんなん、いらんわ」と、愛想のない返事
でも、本当は嬉しかったはずだ
あの時のスカートとセーターを
今もハッキリ思い出すことができるから
母の体型を思い浮かべながら
二人で相談しながら
母の将来を案じながら
購入してくれたと思われる
この話を姉にしたら
全く覚えていなかった
一度、服を着せてみたい
Posted by サスケ母 at 04:52│Comments(0)