2024年08月21日

別れ


103歳の同い年ご夫婦

一緒に施設に入居されて

先日、ご主人が亡くなられた

同室の為

ご主人が衰弱していく様子を

奥様はベッド越しに見ていた



奥様は時々不穏になられて

子供たちが死んだ(皆さんお元気)

と、涙を流したりしたが

すぐ側にいるご主人に関して不穏になることはなかった



その時は

夜勤の職員と看取り

お世話になりました、ありがとう

と、感謝の言葉を言われたそうだ



取り乱すことなく

凛とした奥様の態度に

ご主人は安心して旅立たれたのだろう



ご主人のベッドはしばらくそのままにし

奥様が不穏にならないよう

寄り添い、見守っていく

  


Posted by サスケ母 at 04:35Comments(0)