2011年03月01日

怒る人々(病院編)



おぉ、怒ってますなあ。
ってなワケで「怒る人々」です。



最近、公衆の面前で怒りを露わにしている人々を見ました。
その一つ病院編です。

大きな病院の薬局でホゲ~っと順番を待っていると
袋いっぱいの薬を渡された80代くらいの男性が
「こんなにようさんもろても、いっこもきかん!
保険きいててなんでこんなに高いんや!」
っと始めは一言文句言うといたろ程度の声だったのが
何度も同じセリフを繰り返し、次第に大声に。

(ヤバイなぁ、寝たふりしとこ。)
しかし耳はアンテナ全開に。
おじいさんに対応していた若い薬剤師の女性は
優しく耳をかたむけ、「そうですね、すみません。」
とまで言ってあげている。
(お姉さんが謝らんでも。おじいさん、言うていくとこそこちゃうで。)
そうしているうちに、後ろに人が並び始め
でもおじいさんの話は終わらず
(ヤバイなぁ、後ろの人も怒り出したらどうしよう。)
っとそこでお姉さん
「すみません、金額のことでしたらそこの会計へ。」
みごとに会計にふったのでした。

ようやく修まると思いきやおじいさんの足は会計の方へ。
そこで母の順番がきて
さてあの後どうなったのでしょう。

母にとって大きな病院という所は鼻の穴が3倍になる場所です。
(興奮するとそうなります。)

その幾つかをあげると・・・

おじいさんを見た大病院では
午後になると製薬会社の営業マンが現れ
担当医師を捕まえようと必死です。
(そんな事は後にしてよ。こっちは病気なんじゃあ!)
ようやく捕まえた医師とヘラヘラ笑っていたりなんかした日にゃああ
(接待ゴルフの打ち合わせかあ?おりゃあああ!)
「白い巨塔」を思い出して想像力いっぱいになってしまうのです。

お薬の量も多いです。
内容をみると同じものがいっぱい。
ジェネリックでお願いしますと言うと
置いてないので外の調剤薬局でと言われた。
あんなにコマーシャルしてるのに、何やねん!

お医者さんと話すのは緊張します。
あれもこれも尋ねたい、どんな風に言うたらええやろと。
こっちがこんなに必死なのに
カルテとパソコンの画面しか見ない人がいました。
全く患者の顔を見ないのです。
質問する気力を失いました。
こんな奴に聞いてもムダやと。

国民健康保険料も高いし。

おじいさんの怒り分かるような気がしてきた。
ホンマどこに文句言うてええか
分からんからよけ腹立つよねぇ。

  


Posted by サスケ母 at 16:31Comments(4)